バスケットボール ・ 2026-10-17

NBA最過大評価選手は誰?ジェームズ・ハーデンやエヴァン・モブレーの評価に注目

Photo: RODOLPHE ASENSI (Pexels)

NBAのスター選手たちが「過大評価されている」とする議論が注目を集めている。米CBSスポーツが発表した「トップ100選手ランキング」では、現役のスターたちが上位に名を連ねる一方で、一部の専門家はその評価が妥当ではないと指摘している。特に注目されているのは、ジェームズ・ハーデン(キャバリアーズ)など、実績と現在の活躍にギャップのある選手たちだ。

この議論の背景には、選手の今後の成長を予測する「プロジェクション」という考え方がある。例えば、エヴァン・モブレー(キャバリアーズ)は守備の強さで評価されているが、攻撃面での限界が指摘されている。昨季のシュート精度の低下や、インサイドでの支配力の不足が、彼が22位という高評価を受ける理由が妥当ではないとする専門家の意見を後押ししている。

一方、ジャレン・デュレン(ピストンズ)のケースでは、プレーオフでの低迷が顕著だ。昨季はオールスターとオールNBAチームに初選出されたが、プレーオフではマジック戦の第1ラウンドでウェンデル・カーター・ジュニアに大きく劣り、キャバリアーズとの第2ラウンドではほとんど存在感を示せなかった。レギュラーシーズン平均19.5得点からプレーオフでは10.2得点に低下。この不振が、デュレンとピストンズの間の長期にわたる契約交渉の原因となった。デュレンは最終的に5年2億ドルの新契約を結んだが、これは対象となっていた最大契約の2億8700万ドルには遠く及ばなかった。また、彼をジャレン・ジャクソン・ジュニア、ジョエル・エンビード、アンソニー・デイビスといった優れたビッグマンより上位にランク付けした点も問題とされている。

ハーデンの評価についての議論は特に注目されている。彼は過去のMVPや得点王の実績を持ちながら、現在の評価は2026-27シーズンの予測に焦点を当てたものだ。現在のハーデンは単なる良いレギュラーシーズンの選手であり、キャバリアーズは彼の耐久性とボール支配率の高い数字に騙されて3年1億ドルを支払っていると批判されている。また、キャリア48試合のプレーオフでシュート成功数より多くのターンオーバーを記録したことが指摘され、昨季のプレーオフでは平均19得点、5アシスト、3ポイント成功率29%に終わった。

この議論は、NBAの選手評価に潜む「過去の実績」と「現在の価値」の矛盾を浮き彫りにしている。


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